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ピラティスの基礎を学ぶ【小田原のピラティスで心身の健康を手に入れる】


みなさんこんにちは。小田原駅前の姿勢改善ピラティス教室ピラティスインストラクター森岡瞳です。本日はピラティスの基礎を学ぶ【小田原のピラティスで心身の健康を手に入れる】についてです。

普段はお客様にピラティスを指導させていただいているのですが、私も時間があるときはオンラインレッスンなどを受けてピラティスを学ぶこともあります。先日ピラティスの基礎を学ぶ機会があったのでピラティスに関する考え方や気づきなどを本日は【小田原ピラティスブログ】でシェアしていきたいと思います。



ピラティスについて


ジョセフ・ピラティス氏は1926年にニューヨークにスタジオを開設し、そこから約100年の月日を経てピラティスは受け継がれ、そして広がり続けています。ジョセフ・ピラティス氏が大切にしていた言葉はいくつがありますが、今回取り上げられていた言葉を紹介します。

 

ジョセフ・ピラティス氏は

 “Contrology is the complete coordination of body, mind and spirit.”

コントロロジー(ピラティス)とは、ボディ(身体)とマインド(心)とスピリット(精神)の完全な調和である。

という言葉を残しているのですが、ピラティスを受ける上で小田原のみなさんにとってどういうことを表しているのかもう少し詳しくみていきましょう。


(1)ボディ

ピラティスをすることで、自分の体をちゃんと知り、体が自由になることを感じる

 

(2)マインド 

(1)の体験を通して考え方の中でも思い込みや、体の癖に気がつけるようになる。そうすると自由で柔軟な考え方を手に入れることができ、心と体で少しずつそのようなことが起きてくると...

 

(3)スピリット 心と体が自由になると自分を信じやすくなり、やりたいことなどが増えていく。また、一連の始まりだった体に目が向くようになる。これらが循環していき高まっていくことがボディ、マインド、スピリットの調和であるとされています。

 

完全な調和ということは、これらがすごく自然な状態になることで自動的に体の癖や思い込みを解消していくシステムがプログラムとして自分の中に構築し、人生を取り戻せる状態になっていくということを表していると言われています。ただ体を動かしていくというエクササイズではない奥深さを感じますね。



〜ピラティスの基礎〜


(1)ピラティス呼吸

全身のエロンゲーション(伸び)を伴った、胸式呼吸。特に吸う息で腹横筋を使って腰回りを伸ばすことが重要。

(2)エロンゲーション(伸び)

人の体には重力などがかかっているため、無意識に力でつぶして動く癖が身についてしまっている。つぶれることに対抗するためにエロンゲーション(伸び)を意識をしていると骨格が有効に使われる状態を維持して動くことができるようになる。そのためにも伸びるという感覚がすごく重要になってくる。

(3)ホールボディームーブメント

呼吸も含めて、全身で動くことが重要であるということ。さらに、体をかたまりで動かすのではなく【ピラティス呼吸】と【エロンゲーション(伸び)】を常に行いながら動かしていくと全身が協力して働くようになる。この2つが身に付いたら回旋の動きを取り入れていくことでさらに体が動かしやすくなる。


これら3つがかみあっていないと体に不調が出てくるので、情報が一切ない状態の赤ちゃんのように初めて動き出すイメージを持って、1つ1つ動きを確かめながら体を動かしていくことができれば自分の体の可能性を改めて知ることができ、痛みなどの原因を解消できたり、もっと効果的に動けるようになると気づくきっかけにつながるということですね。



今回の学びを通して、ピラティスインストラクターとして体に合った効果的で、楽な動き方のための重要なポイントをシンプルに伝えることができればお客様もちゃんと体が使えるようになり、体の負担やパフォーマンスが全く違うものになると改めて気づかされました。自分が感じた体と呼吸が全て繋がっていく楽しさをみなさんに伝えていけるような"ピラティスの本質"を伝えられるインストラクターになりたいと思います。まだまだ学びは続く。